ソフトウェア無線による受信と解析シリーズ 第3弾
ソフトウェア無線による デジタル同報系 防災行政無線 の受信と解析
STD-T115編
夕方になると町のスピーカーから流れてくるミュージックチャイム。その音がどのような電波と制御情報によって届けられているのかを、STD-T115 第2編「QPSKナロー方式」の仕様と実際の受信データから読み解きます。
QPSK復調、ターボ符号の復号、制御メッセージの解析、AMR-WB+による音声デコードまでを解説。子局識別番号の考察や、600 km以上離れた同報無線の遠距離受信レポートも掲載しています。無線に興味のある方や、実際の通信規格を学びたい方に向けた技術同人誌です。
目次
- 第1章同報系防災行政無線の制度と概要
- 第2章受信ソフトウェアの開発と制御情報の解析
- 第3章ターボ符号による誤り訂正
- 第4章AMR-WB+のデコード
- 特集隣の市に整備されたT115システム ― 子局識別番号から地域別放送の仕組みを探る
- 特集電波のかけらを探しに行こう ― 異常伝搬で600 km以上離れた同報無線を受信
- コラムPN16スクランブルパターンと市区町村コード、S方式とAMR-WB+の音質比較など
- 資料参考・引用文献、おすすめ文献
対象読者
- 防災行政無線の制度や通信方式を学びたい方
- 戸別受信機、屋外スピーカーへ情報が届く仕組みに興味がある方
- SDRを使ったデジタル信号の受信・復調を学びたい方
- QPSKやターボ符号、音声コーデックの実装例を知りたい方
- ARIB STD-T115規格書を実際の受信データと結び付けて読みたい方
関連ソフトウェア
STD-T115 Decoder
本書で解説したSTD-T115 第2編「QPSKナロー方式」に対応したWindows用の受信・測定ソフトウェアです。
本ソフトウェアは本書には付属せず、別途販売しています。
シリーズ刊行物
正誤表
2026年8月9日更新
本書の訂正箇所は以下のとおりです。ページ番号は本文のページを示しています。
第1章 同報系防災行政無線の制度と概要
| ページ | 該当箇所 | 誤 | 正 |
|---|---|---|---|
| 5 | ポケベル方式 | ほか、、2025年4月 | ほか、2025年4月 |
| 5 | 注※6 | セミナーにも参加することもできます | セミナーに参加することもできます |
| 6 | 表1.3 注記 | 同時通信を実現が可能である | 同時通信を実現できる |
| 6 | 表1.3「連絡通話」 | 親局又は、親局から | 親局へ、または親局から |
| 8 | 実運用とのギャップ | れるようになりました。に、山間部を多く抱え | れるようになりました。特に、山間部を多く抱え |
| 8 | 実運用とのギャップ | 依然と比較して増えています | 以前と比較して増えています |
第2章 受信ソフトウェアの開発と制御情報の解析
| ページ | 該当箇所 | 誤 | 正 |
|---|---|---|---|
| 14 | 図2.7 | QPSKのキャリア配置 | QPSKのシンボル配置 |
| 16 | チャネル名称 | トラフィックチャネル | トラヒックチャネル |
| 17 | スクランブルの目的 | このようなスクランブル処理は、使用する生成多項式などは方式によって異なりますが、多くの無線通信で使用されています。 | 使用する生成多項式などは方式によって異なりますが、このようなスクランブル処理は多くの無線通信で使用されています。 |
| 22 | 報知情報 | 確保されており、、メーカー独自 | 確保されており、メーカー独自 |
| 25 | コラム | 自治体名を特定が可能です | 自治体名を特定することが可能です |
第3章 ターボ符号による誤り訂正
| ページ | 該当箇所 | 誤 | 正 |
|---|---|---|---|
| 30 | 図3.2 | ターボ符号化器 | ターボ符号器 |
| 31 | 表3.2 | 始根 v | 原始根 v |
| 33 | コラム | 内部インタリーバテーブル | 内部インターリーバテーブル |
特集 隣の市に整備されたT115システム
| ページ | 該当箇所 | 誤 | 正 |
|---|---|---|---|
| 35 | 左下キャプション | 上位8ビットが放送エリアで分けられている | 上位8ビットによって放送エリアが区分されている |
| 36 | 停電放送のキャプション | 下位が異なる4局が送信されていた | 下位の異なる4局分の子局識別番号が送信されていた |
| 36 | 枯草火災のキャプション | 下位が異なる16局が送信されていた | 下位の異なる16局分の子局識別番号が送信されていた |
第4章 AMR-WB+のデコード
| ページ | 該当箇所 | 誤 | 正 |
|---|---|---|---|
| 41 | 表4.3(d)Frame Type 23 | 21.0 kbit/s | 24.0 kbit/s |
| 42 | 表4.4 | Table.21/Table.24/Table.25 | Table 21/Table 24/Table 25 |
| 50 | 図中の説明 | 自然なマスキング特徴 | 自然なマスキングの特徴 |
参考文献・奥付
| ページ | 該当箇所 | 誤 | 正 |
|---|---|---|---|
| 53 | 参考文献[奥村幸彦] | Vol. 70,No. 5 | Vol. 70,No. 9 |
| 53 | 参考文献[AMR-WB] | (AMR-WB)” , 2002. | (AMR-WB),” 2002. |
| 54 | 奥付・書名 | ソフトウェア無線による同報系 防災行政無線の受信と解析 STD-T115編 | ソフトウェア無線によるデジタル同報系 防災行政無線の受信と解析 STD-T115編 |